今回は外国人との恋愛実体験・メキシコ人セサル編の③でございます。①・②はこちらからどうぞ→ ①・②
迫られたキスの後は・・・
その当時は彼氏もいなくて寂しさマックスだったわたし。
イケメンなら誰でもいいというわけではありませんでしたが、たまには男性に抱きしめられたい、抱きしめられて安心したい・・・という感情がどうしても勝ってしまい、軽はずみな行動にでてしまうのが当時のわたしの悪い癖でした。
なので、つい流れに身を任せ、既婚者の彼と密室で会ってしまったわたし。
WiFiのパスワードを教えてもらうためだけに彼が家に来ること。
『家に行くよ』と言った彼と、『いいよ』と承諾したわたし。
お互いに”その気”があるってことはどこかで承知だったんです。
そして、やはり彼はキスを迫ってきた・・・
拒んでもそれでも迫ってくる・・・
その時は、たまたまわたしが落ち込んでいたので全くそんな気分にはならず、
キス以上はなにも発展しませんでした。
それでも、”いいな”と思う人からのキスは嬉しいものです。
でも、キスしてしまったら欲望ってとまらなくなってしまうものなのですね・・・・。
というより、当時は男性と半年近く触れ合っていなかったため、わたしの気持ち・・・というよりも男性に触れたいという欲求を止めることができませんでした。
既婚者とわかっているのに。
会ってはいけないとわかっているのに。
これ以上親しくなってはいけないとわかっているのに。
奥さんも子供もいる上、会って2回目の女にキスをしてくるどうしようもない男。
そんな男に惹かれてしまったわたし。
不倫はだめだとわかっているのに”また会いたい”と思ってしまうのでした。
相談
不倫はダメだとわかっているのに、どうしても止められない”会いたい”というこの気持ち。
初めて”不倫”に飛び込んでしまいそうな自分を抑えてほしかったのか、もしくは自分の気持ちを確かめたかったのか。
自分でもどちらかわかりませんでしたが、わたしはメキシコに住んでいる日本人の女友達に相談しました。
『不倫しそうなの・・・』
返事はわかってます。誰も不倫に賛成する友達はいないでしょう。
そして、メキシコに詳しいその友達からの答えは・・・
『不倫は戻れなくなるからやめたほうがいいよ』
当然の回答。でもその後に。
『でも、最近カンクンでベシーノ(スペイン語で”隣人”)との不倫が流行ってるらしいよ!』
え、どこ情報?てか隣人との不倫が流行ってるってwww
カンクンにきて半年のわたしも薄々は感じていたんですよね。メキシコの不倫文化・・・。
不倫が溢れすぎている。バツイチなんて当たり前。そんなカップルばかり。みんな不倫は当たり前のようにしているし(もちろん不倫していない夫婦もいると思いますが・・)明らかに日本よりも不倫が発達していました。
流行りにのるか・・・・それとも理性を保つか・・・・
正直、彼とのこの先を全く考えていないわたし。結婚だとか彼女になりたいだとか、これっぽちも思っていない。
そう。正直、奥さんには申し訳ないけれど、セックスができればよかったのです。
たまたま出会ってしまった、肉体的に魅力的な男性。
”不倫”になってしまう。そしてとても自分勝手な行動と頭ではわかっていたはずなのに・・・・・。
わたしが出した結論は・・・・。
昼の情事の始まり
そして、彼と3度目に会ったのはある昼のことでした。
その日はわたしのルームメイトのシルビアは仕事で不在。午後から仕事のわたしは、午前中を自宅で過ごしていました。
当時のわたしは本当に仕事が忙しく(人生で一番忙しいときでした。本当に。w)なかなか彼と時間が合わずにいたのですが、この日は彼と会える時間が30分だけあったのです。
そしてセサルは、その30分の間に、シルビアのいないわたしのお家へ来たのでした。
誰にも見つからないように・・・
彼はわたしに玄関のドアを開けっ放しにしておくように言うのです。
そう。ドアの前で待っている姿を誰にも見られないように。
玄関のドアを開けっ放しにしたわたし。
そして、彼に『入ってきて』とメールを送ったわたし・・・。
そして彼が家の中に入ってきた音をわたしは部屋の中で聞いていました。
そして間も無く彼がわたしの部屋にはいってきました・・・・・
彼と一緒にいられる時間は30分。
会ってすぐに彼とわたしはキスをしました・・・。
もう後戻りはできない・・・。
わたしは自分の欲望のために”不倫”を始めてしまったのでした・・・。
次回は・・・
・昼の情事
・罪悪感、優越感、哀れみ
を投稿いたします。
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